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朝青龍問題について考える。

今回は、チョットまじめな話。
一うつ病患者として、一スポーツファンとして物申したいと思います。

まず私は、今回の朝青龍問題に関してはかなり同情的で、相撲協会&横審についてはもともと批判的です。
また、朝青龍関が心の病を抱えているという前提でお話します。

一連の報道を見て思うことは、世間のうつや心の病に対する理解のなさです。
そもそも最初の医者の診断がおかしすぎですよね?
「神経衰弱(←これもかなり意味不明ですが)で抑うつ状態」であと2,3日でうつ病になるって・・・
うつのカウントダウンがあるんだ~。それなら教えて欲しかったですよ~。
その後の協会お抱えドクターの診断は「急性ストレス障害」。やっぱりうつの一歩手前なんだそうです。
まぁ、どうやら、見解の相違はあるけれども、朝青龍関が心に病を抱えていることは確かなようです。

そして今日のこの記事を見てください。

<謹慎意味ない、汗かけば治る>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070808-00000100-sph-spo

【ストレスなら汗かけば治る】

へ?
確かに、今回の協会処分に対する一時的な強いストレスはあるでしょうが、朝青龍関の場合、相撲そのもの、そして横綱の立場自体が継続的なストレスだったはず。
ずっと一人横綱として、勝ち続けなければならないというのは、相当な重圧だったでしょう。
そしてそれを実現してきた横綱は、実力もさることながら、かなりの精神力の持ち主だと評価していました。
その朝青龍関の心が折れかかっているんですよ?

それを、「汗かけば治る」とは???

・・・・・治るわけないでしょ!!!ヽ(`Д´)ノ
そんなんだったら精神病なんてこの世に存在するか!このあほたれが!!!
うつの兆候があるサラリーマンに、「もっと仕事しろ!仕事すれば治る!」ってむち打ってるようなものですよ?
心の病に対する理解がまったくない、非常に無責任で見識のない発言としか言いようがありません。
こういうバカ発言は本当に本当にやめていただきたいです。

でもまぁ、悲観的に見れば、これが世間の現実なのかもしれませんね。
「うつなんて、さぼりだ」「気合で治せ」
相撲道に邁進してきたお偉いお年寄さまたちの集まりだから、そもそも理解なんてできないのかもしれませんけど。

【帰ったら謹慎の意味がない】

モンゴルに帰すべきかどうかは、この際どっちでもいいと思いますけど?
しかし、「謹慎中だから帰らせない」とは、あまりに安易で稚拙な結論だと思います。
そして「他の力士に示しがつかない」と、あくまで体面にこだわるのはいかにも協会らしい発言です。
朝青龍関の相撲人生を本当に考えるならば、帰る帰らないの問題より、現実を直視すべきじゃないでしょうか?
今後どのようにして心の病を取り除いていくかの治療方針を示すべきだと思います。
このまま放置では最悪廃業ですよ?それではあまりに悲しすぎます。あ、白鵬がいるから、もういいのかな?
協会には心の病に対する理解を得られてないようだから、ちゃんと医師のアドバイザーを立てて、医師の判断で入院させるなり、帰国させるなりすればいいと思いますが、そのあたりの議論は、ちゃんとなされているんでしょうかね?されてないでしょうね。とてもかなしいことです。

そして事の発端である処分自体についても意義ありです。
というか、そこに至るまでの経緯についてですかね?

【「仮病でサッカー」についての処分】

医師の診断書を提出し、巡業への休場を申し出たにもかかわらず、モンゴルでサッカーをしていたことは、とても残念なことです。何らかの処分を受けるのは仕方のないことだと思います。
しかし、報道を見る限り、処分に至るまでの事実関係の把握や事情聴取がまったく足りないと思います。
今回の謹慎処分て、かなり重いと思いませんか?
謹慎と言うよりも軟禁ですよ。相撲協会にそのようなことを命令できる権利があるとは知らなかったです。
前例に鑑みて「重い処分じゃないと示しがつかない」「横綱の責任を自覚しろ」などの理由で、事実関係が明確にされないまま、欠席裁判よろしくこれほどの重い処分が下されるというのはいかがなものでしょうか。

そして朝青龍関を横綱にしたのは他ならない相撲協会&横審です。
品格やら責任がどうのと言われつづけていますが、あなた方が推挙・承認したんでしょう?
日本人のいまどきの若者だって、そんな教育は受けていないわけだから、品格がどうのこうの言われてもピンとこないでしょう。
ましてやモンゴル生まれた若者が、おそらく日本人でも戸惑う文化も風習もまったく違う世界の中で、何の指導もなく協会の考える人物になれるとはとても思えません。
朝青龍関の人物像に否を認めるのであれば、その原因は本人の資質もさることながら、協会の任命責任と指導力不足だと思いますけどね。
責任を取るべきは、本人や親方以外にもいるんじゃないですか?理事長さん。

・・・・・・ずいぶん長くなってしまいました。この辺でやめておきます。どうもスミマセン。
異論反論あるかと思いますが、ちょっと頭の隅でくすぶっていたことを吐き出してみました。
ま、これも私のストレス発散です(・∀・)
お許しくださいませ。

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コメント

あゆむさん、コメントありがとうございます。
まさに、現状では病気と謹慎処分は別物と考えるべきですよね。
今朝のニュースでも取り上げられていましたが、事態はまったく進展していない印象を受けました。この問題、誰がどう収集させるのでしょうかね?
朝潮に任せっぱなしでは、まったくダメダメだと思います。

もともと診断書があって巡業に不参加なんだから仮病という時点でまず違うでしょう??
病気で休んでいながらサッカーして2場所休場、軟禁。以前別の力士にあった道路交通法違反での1ヶ月謹慎。
ちょっとつりあわなくないですか??

サッカーは確かにまずかったけど、今回の処分は重すぎと思います。
まして日本人ではないのに日本に軟禁するなんて…アメリカに日本人が軟禁されるのと同じです。
そりゃ精神も参るでしょう。彼は日本人ではないのだから、そこの所、相撲協会は忘れてませんかね。

病気治療と謹慎は別物でしょ。医師の診断書に逆らうなんて相撲協会も出来ないはず。
そんなのありえない!

朝青龍のこれから、相撲においてもその他においても、このまま軟禁状態にするのはどうでしょうか。

相撲協会も面子を保つなら、じっくり治療をして、治ってから改めて謹慎とか、
そういう柔軟な考え方が出来ませんかねぇ… 国際問題に発展しかねませんよ?

ゆきさん、はじめまして!
コメントありがとうございます(・∀・)

私も周囲に迷惑かけて申し訳ない、ダメな人間だ、と思い悩んでいた時期がありました。
たまたま、仕事の環境がよかったので、休みも取らせてもらいましたし、仕事の負荷も減らしてもらっていますが、世間的にはこういう環境は恵まれているのかな~って思ってしまいますよね。
ほんとムカツキました!

Yahooからきました。本当にそのとおりだと思います。私は精神科で臨床心理士をしてるんですが、患者さんが、鬱で休んでいるときに、会社の同僚から責められているように思う・・・という訴えをする方が多くいます。「そんなことありませんよー」って言いたいけれども、まだまだこのような根性論や、甘え論をする方が多いとしたら、鬱やストレスで休むことについての罪悪感で患者さんは苦しみ続ける・・・(ているのですが)のだろうなと。

もー超ムカつく!こういう無神経な発言!

と思ってコメントしてみました。
私もストレス発散です!

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